第7回:岩津天満宮 ─ 学問の神を祀る、岡崎の祈願所

岡崎観光

家康ゆかりの街 岡崎の神社仏閣巡りと、食のひとやすみ。

愛知県岡崎市。徳川家康公が生まれたこの町には、今もなお家康公にまつわる神社仏閣が点在しています。
このブログでは、そんな岡崎の歴史ある寺社を一つひとつ巡りながら、訪れたあとの“より道”として、和食料理店「魚信(うおのぶ)」もご紹介していきます。

祈りと歴史に触れ、少しだけ立ち止まり、美味しいひとときを味わう。
そんな“心とお腹が整う”旅のおともに、どうぞ。


岩津天満宮 ─ 合格祈願と学問の聖地として親しまれる社

岡崎市岩津町に鎮座する岩津天満宮(いわづてんまんぐう)は、
全国的にも知られる学問の神様・菅原道真公を祀る格式ある天満宮です。

創建は室町時代初期。以来、三河一帯の人々にとって“知を授かる場所”として篤く信仰されてきました。
徳川家康公自身との直接的な関係は少ないものの、三河武士の教育文化と結びついた重要な神社でもあります。

特に受験シーズンになると、合格祈願に訪れる学生やご家族の姿が絶えません。


境内の見どころとご利益

◉ 学問成就・合格祈願・就職成就

ご祭神である菅原道真公は、平安時代随一の学者として知られ、学問の神として崇敬を集めています。
「落ちない石」や「合格梅」など、験を担ぐお守りも豊富。

特に1〜2月の受験シーズンには、全国から多くの参拝者が訪れます。

◉ 岩の上に建つ神社

神社は「岩津山」の中腹にあり、その名の通り巨岩の上に鎮座しています。
境内からは岡崎市街地が見下ろせ、どこか“志望校を見据えるような気分”にも。

階段を登る参拝道も、まるで目標に向かって進むような、前向きな気持ちになれます。

◉ 梅の名所としても有名

道真公にちなみ、2月には梅が見頃を迎えます。
境内を彩る紅白の梅は、参拝に訪れた人の気持ちをやわらかくほぐしてくれます。


アクセス・参拝のヒント

  • 東名高速「岡崎IC」から車で5分(駐車場完備)
  • 名鉄バス「岩津天神口」下車 徒歩約5分
  • 初詣や梅まつりの時期は混雑注意。平日午前がおすすめ。
  • お守りや絵馬は社務所にて授与。郵送対応もあり。

魚信で、努力のあとにごほうびを

岩津天満宮で祈りを捧げたあとは、
勉強や仕事のがんばりに“美味しいごほうび”を──。

そんなときには、車で約15分、岡崎中心部にある**和食処・魚信(うおのぶ)**がおすすめです。

店内では、季節の釜飯や出来たての豆腐をゆっくり味わいながら、家族や仲間と過ごす大切な時間をお届けします。


本日のおすすめ御膳(例)

  • 鰻釜めし
  • 鱧の天ぷら
  • 本にがり豆腐
  • 夏野菜の冷やし鉢
  • お刺身三種盛り
  • 水菓子

「目標に向かう力」をいただいたあとに、「体と心を労わる時間」もぜひ。


さいごに:願いを込めて、ひとつの一歩を

願いを込めて手を合わせたら、もう半分は叶ったも同じ。
そんなふうに感じさせてくれるのが岩津天満宮です。

学問の神様に見守られたあとは、魚信でそっと一息つき、また次の一歩を踏み出しましょう。

次回は、岡崎の隠れた古刹「随念寺」へとご案内します。

コメント

味の集会場 魚信 女将の西田敬子です。

名古屋短期大学を卒業後、地元の自動車メーカーで海外のお客様の工場案内などを担当していました。その後22歳で退職し、若女将として魚信に嫁ぎました。仕事をしながら一姫三太郎を育てる日々の中で、100名以上の年上スタッフや若いアルバイトと接するうち、コミュニケーションやモチベーションの難しさを感じ、様々な勉強会に参加してきました。

特に脳科学やメンタリングを学ぶことで、スタッフやお客様との関わりがぐっと深まりました。

今、大切にしているのは『感謝』の気持ちです。日々の小さなことにもありがたさを感じ、毎日が奇跡の連続だと実感しています。皆様のおかげで、心から感謝の日々を送っています。

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